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2010年1月

2010年1月21日 (木)

ぜったい、おかしい!

子育てをし始めてから、「これって、ぜったい、おかしい!」と思うような事柄が次々と出てくる。
先日も、Hibワクチン接種の件で、弱冠頭に血が上りそうになった。
子供に予防接種を受けさせるかどうかは、一部の自然派育児推進者から、良いことはひとつもないという意見も出ていて、私は子供が生まれてから色々な記事を読みながら散々迷った。迷った挙げ句、やっぱり「みんなと同じ」にしよう、と普通に我が子に予防接種を受けさせることにした。
Hibワクチンに関しては、日本が任意なのが不思議なくらいだ。世界中どこでも、と言ったら語弊があるから、少なくとも他の先進国は、とするけど、接種を義務づけているのに、なんで?おまけに、ウチの子が係った小児科医4人のうち4人共が、「これは打って下さいね」と念を押したにもかかわらず、なんで?(そのうちのひとりは、「Hibワクチンに関しては日本は後進国ですよ」とまで言っていた。)さらに、予約が必要で、数に限りがあって、何ヶ月も待たないといけない、なんて、おかしくないですか?
ウチの場合は幸い予約をしてから2ヶ月待ちで第一回目を接種できた。これって、稀なようだ。第二回目の接種もスムーズ。先日、第三回目を受ける予定だった。予約もしてるし、当然スムーズに受けれるものと思って、小児科医の受付を叩くと、「申し訳ございません、皆さんにお待ち頂いてるんです」とペコリと頭を下げられた。
へ?
「今日は三回目で、予約もしてるんですけど」と私が言うと、受付の女性は、「皆さん、お待ち頂いてるんで」との返事。意味がよく分からない。何のための予約だったんだ、と頭に血が上りそうになるのをクールダウンして、「ではどのくらい待つんですか?」と聞いてみた。すると首をかしげてはっきりしない。「皆さん、そうしてるんで」と、また同じような返事。皆さんそうしてるとかいう問題ではなく、と声を荒げたかったが、受付の女性がママ友のママ友だということを思い出して、「って、いうよりも、間があいて、免疫上問題はないんでしょうか?」と、オブラートを一枚包んで質問してみた。「え、ええ。ええ?まぁ」と、またもや頼りない返事。私が困った顔で、諦めようとしないのを見て取ると、受付の女性は申し訳なそうに「皆さん、そうしてるんで、すみません」とまた言った。まあ、この女性も気の毒だな、そういうしかないんだろうな、ワクチンが足りないのがいけないんだ、と労って、私は渋々引き下がったのだった。
それにしても、「皆さん、そうしてるんで」と言われて、なんとも納得できない気持ちになったのを振り返ってみると、あるひとつの有名なジョークを思い出した。ロシアやドイツやフランスでは誰もが知るジョークだ。
とある大型客船がタイタニックのように沈没しそうになった。船はみるみるうちに沈んで行こうとしている。客全員を救うだけの小型ボートはない。船長が大声で客に指示を出す。「まず、女と子供が先にボートに乗れ!」と。しかしパニック状態の客は、我こそは、と小型ボートに乗り込もうとする。そこで、まず、アメリカ人の男どもを説得するために、船長はこう言った。「女と子供を先に乗せたら、ヒーローになれるぞ」。アメリカ人の男どもは挙って納得した。次にドイツ人の男どもを説得にかかった。「女と子供を先に乗せるって、規則で決まってるんだ」。ドイツ人の男どもは納得した。そして、日本人の男どもを説得するには、さて、船長はなんて言ったでしょう?
「みんな、そうしてるんで」!
このオチを聞いて、みんなガハハ、と笑うっていうジョークだ。
それぞれのお国柄を風刺していて、私は面白いと思うのだが、まさに先日の一件はその通りだったのが、またさらに面白い。
ともあれ、今回のHibの件で「皆さん、そうしてるんで」と言われて納得できなかった私。大和魂はないのかな?「皆と同じ」ように予防接種を受けさせようと思った、にもかかわらず。
なんて、そういう問題ではないですね!
(by Anne)

2010年1月15日 (金)

駆け込み寺

生後半年も過ぎるとベビーのリズムが整ってくるけれど、同時に昼寝の時間も短くなってくる。
1人遊びにも飽きて、グズグズと「相手してくれコール」がかかれば、こっちは召使いのように「かしこまりました」とベビーのもとへ。夕方は特にその傾向がある。私の用事に付き合わせたりして、ベビーのリズムが狂った日には、夕方さらにどうしようもなくグズる。
おむつも替えた。喉は乾いていない。授乳の時間はまだ。眠いわけでもない。遊びも尽きた。じゃあ、お散歩。でも今日もう3回目。そうなると、愛する我が子のためにベストを尽くしたいけれど、「勘弁してくれコール」をかけたくなる。
そんな時の駆け込み寺が、近所の焼き鳥屋さんだ。
馴染みの親父さんは子供好き。小さい子も頻繁に来るお店だそうだから、気兼ねなくベビー連れで入れる。
早い時間の、まだお客さんが少ない時間に、「助けて!」と暖簾をかきわけ、親父さんに抱っこをしてもらい、私はビールとつくねを注文するのだ。
ああ!おいしい!
機嫌が良くなったベビーは、私がビールを飲みきるまでお座布団で大人しくお箸置きで遊んでる。
(by Anne)

駆け込み寺
ビールと先付。お箸置きは我が子の手に。好物のつくねはこの後登場。
この日は、数分後に先輩ママ友が4歳のボクを連れてやって来た。彼女の子育ては、NO完璧主義&NO奇麗事だから、頼もしい。経験談は私のパワーアップ源。

2010年1月11日 (月)

百人一首大会

昔、祖父母が生きていた頃は、毎年お正月に親戚一同集まって、百人一首大会を行うのが我が家の習わしだった。
幼い頃から得意札として数枚覚えさせられ、その数枚が取れた時は特別誇らしくて、私も含め子供達はこの習わしが大好きだった。小学校高学年ぐらいになった頃には百首全部覚えて、一時期百人一首にハマッていたときもある。祖父の豪快な取り方にも負けず、得意札を子供達が奪った時など、拍手喝采。楽しいお正月だった。
しかし、私達がフランスで生活するようになり、祖父母が亡くなり、親戚が少なくなると、残念ながらこの習わしも忘れさられ、時々従妹達と、またやりたいね、などとつぶやいても一向に再開する様子がみれないまま、10年以上経った。だから今回、叔父から「9日にいらっしゃい。新年会をやるから。百人一首をしっかりおさらいしてくるように」と連絡が入った時には、耳を疑った。と、いうより、メールだったから目を疑った。
なるほど。親戚が増えたからだ。ウチの子の誕生で。
ならばと、まだ0歳の赤ちゃんに、なにか一首を、と探し始めた。
私が一番最初に覚えた歌は「長からむ心も知らず黒髪のみだれて今朝はものをこそ思へ」。くせ毛が絡んで毎朝大変だった私に、あなたみたいよ、と母が選んだ一首だったのを思い出して。しかし、まだ0歳の赤ちゃんに、あなたみたい、言える歌を見つけるのは難しく、結局命名と同じ要領で、素敵なイメージのものを選んだ。
「わたの原漕ぎ出て見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波」法性寺入道前関白太政大臣。
雄大な叙景歌だ。なんて気持ちが良い歌なんだろう。おまけに「わたの原」の上の句で始まる歌は、二つある。この句を聞くだけでは下の句は取れない。百人一首の面白さを知るきっかけになれば良いな、と思うのだった。
ちなみに、もう一度おさらいしても、やはり好きで好きでたまらない歌は変わらない。
「ももしきや古き軒端をしのぶにもなほあまりある昔なりけり」順徳院。
なんてノスタルジックな歌なんだろう。私の祖父はこの歌に感動して毎回涙を流しながら、それでも豪快に取っていた。しかし、あるお正月、私がとうとう先に手を延ばした。その時の祖父は、ほんの少しの間、哀愁を漂わせていた。時代は変わるのだ。
(by Anne)

くもゐに
なんとかウチの子に取らせてみた。そのうち得意札になると良いけど。

2010年1月 4日 (月)

2010

あけましておめでとうございます!
皆様にとって楽しい1年になりますよう!

Newyearcard

実家のネコのマヤちゃん。1代目とは打って変わって、繊細で絵心がある。芸術作品と絡むのが大好きなのだ。

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