いちご組、12月末記述/その2
この頃、急激に紐通しに夢中になった様子。
例の『お魚通し』のお仕事を満喫した後、少しグレードアップした『紐通し』にチャレンジ。
この細い糸をビーズ玉に通す作業だが、難なく通せて楽しんでいるとのことでした。
(by Anne)
紐には少し張りがあるので、通しやすい。
通してゆくと、奇麗にならんで、それを見るのも嬉しいのだろうな。
この頃、急激に紐通しに夢中になった様子。
例の『お魚通し』のお仕事を満喫した後、少しグレードアップした『紐通し』にチャレンジ。
この細い糸をビーズ玉に通す作業だが、難なく通せて楽しんでいるとのことでした。
(by Anne)
紐には少し張りがあるので、通しやすい。
通してゆくと、奇麗にならんで、それを見るのも嬉しいのだろうな。
あけましておめでとうございます。
皆様にとって、よりいっそう素敵な年になりますよう、お祈り申し上げます。
個人的には、課題の多い年になりそうです。
体力をキープして、ちゃんとエンジンかけられるようにしておきたいものです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
アンヌより
最近、自分のマークがとても気に入っている。
小犬のマークだ。
この日の『シール貼り』でも、クリスマスツリーに小犬のシールを並べた。
ついでに、小猫のシールを1つ。
大好きな女の子のマークだ。
お仕事の時、このお友達の隣に座ることが多いそうだ。
「お隣に座るとなんだか、落ち着くみたいですね」、とのこと。
うーん、なんだか分かる気がする。
明るくて、しっかりしていて、少しお姉さんのお友達。
微笑ましいです。
(by Anne)
自分のシールをいっぱい並べた上に、小猫のシールを1つ。
なんだか、象徴的。
この日も覚えたてのトングに挑戦。
お仕事中は少々おふざけもあったそうだが、
トングを意識して片手で持って、一生懸命頑張っていたとのことでした。
(by Anne)
昨年の夏から急遽東京暮らしをスタートさせた妹の話だ。
いきなり東京での就職が決まった妹は、ものすごい勢いでパリのアパルトマンを片付けると、スーツケースとリュックサックそれぞれひとつずつ担いで飛行機に乗った。
東京に到着するなり、まずは住まいを決めないと、と不動産屋巡りを開始したわけだが、長年パリで生活したせいか、日本びいきの外国人的な趣味を持っていて、なんでも住まいは日本家屋、障子は譲ったとしてもせめて畳がないと住みたくないと言い張っていたのだった。ところが、日本なのに、そんな物件を見つけるのは意外と安易ではなかった。本人曰くけっこう苦労したそうだが、幸い最終的に、ウチの近所に『お気に召す』部屋が見つかり、契約書に即サインをしたのだった。
鍵をもらうと、四方八方から中古家具や電化製品をかき集め、自分好みに和室を装飾した妹は、ご満悦。
この引っ越し大騒動も、まあまあスムーズで、よござんした、と私は横目で眺め、またいつもの育児生活に戻った。
そんな矢先に妹が、額の汗をぬぐいながらウチに入ってきた。鼻息が荒い。「あーもー、むかつく!あーもー、どうしよう!」などと騒いでいるので、訳をきいてみた。
管理会社のおじさんが家にやってきて、大家さんがアパートの改装工事をしたいので、数日間となりの空き部屋に移ってくれ、というそうなのだ。
当然、妹は怒った。しばしの移動に、ではない。改装工事に、だ。あれほど内装にこだわってやっとこさ見つけた物件なのだから、怒るのもよくわかる。しかし、管理会社のおじさんには、妹の怒りの訳を理解できない様子。
「和室が洋室になるんですよ。しかも契約期間中はいままで通りの家賃でけっこうですので。どうです?いいでしょ」。
まるで、こんな美味しい話はないでしょう、と言わんばかりの態度だったそうだ。
妹は「そんな洋室なんて、ケッコウ、コケコッコー!」とののしりたくなる気持ちをグッとこらえて、そんなおかしな話はない、契約違反だ、和室だからわざわざここを選んだのに、洋室になったらいくら同じ家賃だと言われても住む訳にはいかない、また新しい物件を探さなくてはいけない、そもそも日本の建築を薄っぺらい洋室デザインが壊すなんてとんでもない、などなど、捲し立てた。面倒くさいぐらい理屈っぽい妹らしい。戦ったのだ。今妹に出てかれちゃ、管理会社は困る。おじさんは、焦った様子で交渉を試みた。
「ではいったい、いくらだったら改装後ここにすんでも良いと?」
妹はのけぞった。そして腕を組んで、「そりゃ、ただで、ですよ!」と言い放った。
おじさんの顔は、見る見るうちに赤くなり、怒りが爆発したかのように怒鳴った。
「そんなの、無茶ですよ!」
真剣そのものだ。
おじさんの口から飛び散った唾をよけながら、妹は吹き出しそうになった。
まったくユーモアの欠片もない人ね!それぐらい改装された洋室に住みたくないってことなのに!
しかし呆れるのは心の中でだけにしておいた。
その場は、後日また連絡するということで、おじさんは引き上げた。
それでも興奮状態が尾を引いた妹は、気持ちを宥めるためにウチにやってきたわけだったのだ。
そんな件を話して、解決法を主人と妹で練ってる最中に電話が鳴った。妹の携帯にだ。妹は番号を確認すると、私達に「管理会社」と目配せして、タバコを左手、携帯を右手に外に出て行った。
随分と時間が経ってから、冷たいタバコのにおいを纏って妹は戻って来た。笑いを堪えている。
「商談成立!やったー!」とバンザイしてる。
「隣の広いアパート、あっちは改装しないんだって。そこ、同じ家賃で借りることになった。ヒヒヒ!」
なんでも、時間を置いたら管理会社のおじさんはすっかり機嫌が良くなっていて、電話に出ると「あなたの言い分も良く分かるんですよ」から始まり、二人で日本の建築史とバブル以降おかしくなった不動産業について長々語りあったそうなのだ。
実のところ、おじさんは日々心の内で嘆いていた。
「僕だって、昔ながらの建物を残しておきたいんです」。
(by Anne)
昔、祖父母が生きていた頃は、毎年お正月に親戚一同集まって、百人一首大会を行うのが我が家の習わしだった。
幼い頃から得意札として数枚覚えさせられ、その数枚が取れた時は特別誇らしくて、私も含め子供達はこの習わしが大好きだった。小学校高学年ぐらいになった頃には百首全部覚えて、一時期百人一首にハマッていたときもある。祖父の豪快な取り方にも負けず、得意札を子供達が奪った時など、拍手喝采。楽しいお正月だった。
しかし、私達がフランスで生活するようになり、祖父母が亡くなり、親戚が少なくなると、残念ながらこの習わしも忘れさられ、時々従妹達と、またやりたいね、などとつぶやいても一向に再開する様子がみれないまま、10年以上経った。だから今回、叔父から「9日にいらっしゃい。新年会をやるから。百人一首をしっかりおさらいしてくるように」と連絡が入った時には、耳を疑った。と、いうより、メールだったから目を疑った。
なるほど。親戚が増えたからだ。ウチの子の誕生で。
ならばと、まだ0歳の赤ちゃんに、なにか一首を、と探し始めた。
私が一番最初に覚えた歌は「長からむ心も知らず黒髪のみだれて今朝はものをこそ思へ」。くせ毛が絡んで毎朝大変だった私に、あなたみたいよ、と母が選んだ一首だったのを思い出して。しかし、まだ0歳の赤ちゃんに、あなたみたい、言える歌を見つけるのは難しく、結局命名と同じ要領で、素敵なイメージのものを選んだ。
「わたの原漕ぎ出て見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波」法性寺入道前関白太政大臣。
雄大な叙景歌だ。なんて気持ちが良い歌なんだろう。おまけに「わたの原」の上の句で始まる歌は、二つある。この句を聞くだけでは下の句は取れない。百人一首の面白さを知るきっかけになれば良いな、と思うのだった。
ちなみに、もう一度おさらいしても、やはり好きで好きでたまらない歌は変わらない。
「ももしきや古き軒端をしのぶにもなほあまりある昔なりけり」順徳院。
なんてノスタルジックな歌なんだろう。私の祖父はこの歌に感動して毎回涙を流しながら、それでも豪快に取っていた。しかし、あるお正月、私がとうとう先に手を延ばした。その時の祖父は、ほんの少しの間、哀愁を漂わせていた。時代は変わるのだ。
(by Anne)
なんとかウチの子に取らせてみた。そのうち得意札になると良いけど。
(つづき)そんなことがあってから、パリジャンらしい会話とは、と今まで耳にしたのを思い出してみると、もしかして、これって、江戸っ子気質と似てるかもしれないと感じるようになった。どうだろうか?例えば。。。
ケース・スタディその1。
生まれも育ちもカルチエ・ラタンの、実家に来るお手伝いさんシモーヌの発言。
私が久し振りにパリに着いた日の事。シモーヌに会うと、元気か、とか、会えて嬉しいだとか、は言わない。(以前、ブログに書いたベルナデットの話とは違う。ここでは、生粋のパリっ子の話。フランス人の話ではない。)私の顔をチラリと見て、バケツと箒を手に背中を向けると、まるで捨て台詞のように、「へえ!あんた、わざわざパリに、迷子になりに来たってわけかい!」と言ったことがあった。当然、野暮な私は、空虚な笑みを浮かべ、「そうなの」と、退屈きわまりない返事を一言。情けないったらありゃしない!
彼女の発言はいちいちエスプリが利いていて、毎回メモしておこうと思いつつ、この一件しか記していないのが、非常に残念だ。
ケース・スタディーその2。
肉屋での話。アフリカ系のおばさんが買い物に来ていた。ソーセージを注文し、その後に「シュークルート(キャベツの酢漬け)」を売ってるかどうか、肉屋の兄ちゃんに尋ねた。すると、「ああ、残念ですね、ここにシュークルートがあるわけがないじゃないですか!」だ。それを耳にした私はギョッとして、兄ちゃんを見た。なんて意地悪な言い方をするんだろう、と。もしかしたら人種差別主義者なのかしら、と。アフリカ系のおばさんも言葉を無くして佇んでいる。兄ちゃんは包丁を研ぎ終わると、「ほらよ!」とショーケースをたたき、シュークルートが入ったバケツを見せた。なんだ、あるじゃん!アフリカ系のおばさんも、「ああ、あるのね!」。彼女も同じ感想を持ったかは分からないが、私はまたしても自分の野暮ったさに呆れてしまったのだ。パリっ子は、あって当然の場合、あるわけないじゃないか、ということがある。でも、私からしてみれば、肉屋なんだから、いくらシュークルート料理用のソーセージを売っていてとしても、キャベツの酢漬けそのものはむしろ八百屋に行った方がありそうだと思ってしまう。だから、あるかどうか尋ねたくなるし、ないと言われたら素直にないんだ、と思うのだ。アフリカ系のおあばさんの気持ちが良く分かる。しかし、彼女がパリっ子だったら、あると分かった時点で、いったいどんな返事をしただろう。きっと一捻り、皮肉をたっぴり込めた、気の利いた一言が口を突いて出るのだろう。
ケース・スタディーその3。
海老坂武氏の著作に、パリっ子独特の会話の一例が記してあった。それは彼がチーズ屋に入った時の事。「すみません、チーズを買いに来たのですが。。。」と言ったら、「それは良いアイディアですね」と返されたという話。そういった場合、他にも、「あら!丁度良いお店に入りましたね!」とも言われることも。ともあれ、パリっ子にとっては、チーズ屋に来たお客なんだからチーズを買いに来たぐらい知ってるわい、という気持ちを皮肉ってるわけだが、日本人の私達からしてみれば、野暮も承知だが、どのチーズにしようか決めかねて、なんとなく言ってみただけなのに、といった思いが残る。
などなど、また思い出したら書くけれど、このパリっ子の皮肉っぽい感覚って江戸っ子っぽくないだろうか?
一昨日も3代続いた生粋の江戸っ子、「ライオンギャング」の家に遊びに行って再確認したわけだが、彼のマシンガントークにやられて具体的には何ひとつ覚えていない。いったいどんなところがパリっ子っぽいの?と思う皆さんのために、今度はちゃんとメモして帰ります。はい。
(by Anne)
ライオンギャング宅で食べたシュトーレン。Pâtisserie Sourireのもの。やっぱりここのお菓子は美味しい!
http://www.patisserie-sourire.com/pc/
これまた臨月、パリの実家で過ごしていた時の事。
「そうよ、だからメルシー、なんて言ったらダメよ」。
そう母が言って、私達はお腹を抱えて笑った。パリでメルシー、要するに、ありがとう、と言ったらダメだという結論だった。お礼を言ってはいけないなんて、そんな不届きなシチュエーションがあるものか、とパリの道徳観を疑いたくなるだろう。しかし、『パリのエスプリ』というものが、とどのつまり『お礼を言わない』なんだと、私の目から鱗をはがした肉屋の兄ちゃんがいたのだった。
そう言うとパリジャンの印象が悪くなるし、けっして彼らに感謝の気持ちがないわけではないので、誤解を招かないためにも是非続きを読んでほしい。
とある夕方のこと。私は実家の近所の商店街へ買い物に出かけた。古くからある商店街で、中でも特別美味しい肉屋と、特別美味しいパン屋は有名だ。ある時なんかは、パン屋の方にわざわざ南仏から買いだめに来たという人もいたくらいだ。肉屋の方は母のお気に入りで、もう一軒別の肉屋には見向きもしない。しかし、そのもう一軒別の肉屋こそ、ザ・パリジャン、エスプリの利いた会話が飛び交う店だったのだ。
思い返せばその時の私の大きなお腹は本当に重かった。まるでアヒルのように歩いていた私は、少しでも歩行距離を狭めようとして、近い方の肉屋、つまり母が見向きもしなかった、もう一軒別の方に入った。大好物のブーダン・ブラン(豚肉とクリームを混ぜ合わせたソーセージのようなもの)がショーケースの前列に顔色よく並んでいたので、買って帰った。食べてみるとトリュフがほどよく香って、上出来。家族みんなで感激して頬張った。母も、その肉屋を見直した。是非この感動を伝えたいと、明くる日肉屋で兄ちゃんを呼び寄せた。兄ちゃんは、私に気付いても相変わらず無愛想。にこりともしない。
私の方は、愛想の良い東洋人らしく大きく笑って、「昨日のブーダン・ブラン、とっても美味しかったわ」と伝えた。
兄ちゃんは、ニヒルな笑みさえも浮かべず、もっと言うと、やや不機嫌な表情で、「あ、そ。じゃあ、後でここに寄るんだね」と返した。後でまたブーダン・ブランを買いに来るんだね、と決めつけた言い方。
ありがとう、はない。
その瞬間、ハッと気付いた。これが、パリのエスプリ。褒め言葉に対して、単に「ありがとう」では、野暮なのだ。私は瞬時に気の利いた、エスプリのある、返答を試みたが、根っからのパリジャンではない私には到底無理。どんなに舌を引っ張ってもそんな言葉は出てきやしない。残念ながら「面白い事言うね」とだけ言って、東洋人らしくニコニコするのが関の山だ。
買い物を済ませ、実家に帰るとその一部始終を説明した。
「そうよ、メルシーなんて言ったらダメよ」。
そう言う母も、せいぜいニコニコ。フランス語がネイティブ・レベルの妹でさえ、なんとか返答できるといった敷居の高さだ。私達は自分たちの野暮ったさに呆れて笑ったのだった。
フランスでは「メルシー」とお礼を言うことは、謝る事以上に大切だとされている、というのは以前、ブログで書いた。しかし、褒められた時のパリっ子は違う。やはりパリは独特なのだ。つづく。
(by Anne)
先日ワインスクールの旧クラスメイト&現在ママ友2人と自由が丘でランチした。
1人は生後3ヶ月の赤ちゃんのママ。もう1人は妊娠7ヶ月目。今までの、夜、ワインを片手に、のおつきあいはしばらくお休み。だもんで昼、ミネラルウォーターを片手に、となったわけだが、また新しいお友達ができたみたいに新鮮だった。
子育て話や妊娠話、出産ドラマなどで盛り上がってる最中に、3ヶ月のママが、あ、そうだ、と言って、大きなヴィトンのバック(ママバックがヴィトン!と一瞬心の中でビックリマークが弾けたのも束の間)から、包みを取り出した。私への、というか、ウチの子へのプレゼントだと言う。
私は嬉しくなって、「わあ、開けていい?」と聞いてから、すぐにベリベリと包み紙を破いて中の物を取り出した。2枚のタオルだった。ウサギさんのアップリケがついている。よく見ると、下の方にウチの子の名前の刺繍が入っていた。
「わあ、かわいい!ありがとう!刺繍の名前まで入れてくれたのね、嬉しい!」
私は即、横に居たウチの子にそのタオルを握らせた。大のタオル地好き。すぐにニギニギしはじめたのだった。
数時間後、彼女達と別れて家でホッと一息ついていると、昔の事を思い出した。
12歳頃だったか、クリスマス前のバレエのレッスンの後の事。先生が生徒みんなにプレゼントを配った。私は、この時も「なんだろう」とすぐにベリベリと包み紙を破り、中の物を取り出した。革細工のブックカバーだった。異国情緒あふれる少し大人びたプレゼントに、私の心は踊って「わあ、きれい!」と大きな声で喜んだ。すると周りの女の子達は私の方へ寄ってきて、「何だった?」、「ねえ、何だった?」と私の膝の上の、破れた包み紙の中を覗き込んだ。みんな自分のプレゼントを見れば良いのに、なぜ包みを開けないのだろう、と私は不思議に思った。すると後ろから夜会巻きを結ったバレエの先生の、ピシッとした声が聞こえた。
「あら、アンヌさんたら、もう開けちゃったの?ホホホ」
いじきたないわね、といわんばかりの「ホホホ」だった。私は自分の行動を恥じた。急に押し黙って、顔を赤らめながら、迎えに来た母の車に乗った。
車に乗ると母は、「あのプレゼントのことだけどね」と切り出した。すぐに包みを開けては行儀が悪いと、しかられるのだろう、とビクビクしていた。ところが、全く逆だった。「先生はああ言ってたけど、良いのよ。直ぐに開けたって。フランスでは、すぐに開けて、喜びをすぐに相手に伝える事が大事なのよ。」
すぐに開けるフランスの文化と後で開ける日本の文化。そのどちらが正しいとかいう話では当然ないが、母はプレゼントを受け取る時の作法として、率直に喜びを伝える後者の文化の方に共感を抱いていたようだった。それ以降、頂き物をしたら、堂々と包みを破るようになったのだった。勿論、喜びの証という称号を胸に。
というわけで、私はランチの最中に2枚のタオルを広げたのだが、ママ友2人の方は、お行儀良く日本式。私が彼女達に渡した包みは、破られることなく、きちんと鞄の中にしまわれたのだった。
(by Anne)
(つづき)小津安次郎の、どの作品だったか覚えてないが、こんなようなシーンがあった筈だ。
中年の男が3人集まって、小料理屋のお座敷で飲んでいる。そこへ高橋とよ扮する女将さんが注文を取りに来るかなにかで顔を出す。恰幅の良い女将さんだ。悪ふざけの延長で、中年男達は女将さんをからかう。「おまえさんのところは男の子だろう?」と。女将さんは、「ええ、ええ、男の子ばっかり3人も」と答える。中年男達は、「そうだろう、そうだろう」と納得する。
高橋とよの風貌を見れば納得も当然。
女性が強いと男の子、という説は、こんな映画の作品中でも語られている。
ところで、その作品、『秋刀魚の味』かと確信していたけど違うようだ。『秋日和』でもなさそうだし。。。
一体どの作品だったんだろう?
(by Anne)
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